イランについて
面積
1,648,195平方キロメートル(日本の約4.4倍)
人口
7,042.3万人(2006年10月)(イラン政府発表)
首都
テヘラン
民族
ペルシャ人(他にアゼリ系トルコ人、クルド人、アラブ人等)
言語
ペルシャ語、トルコ語、クルド語等
宗教
イスラム教(主にシーア派)、キリスト教、ユダヤ教、ゾロアスター教等
略史
アケメネス朝ペルシャ(紀元前5世紀)、ササン朝ペルシャ(紀元3世紀)時代には大版図を築く。その後、アラブ、モンゴル、トルコ等の異民族支配を受けつつもペルシャ人としてのアイデンティティーを保持し、1925年にパフラヴィ(パーレビ)朝が成立。1979年、ホメイニ師の指導のもと成就したイスラム革命により現体制となる。イラン・イラク紛争(1980年~1988年)及びホメイニ師逝去(1989年6月)後、1989年にハメネイ大統領が最高指導者に選出され、ラフサンジャニ政権(2期8年)、ハタミ政権(2期8年)を経て、2005年8月にアフマディネジャード政権が発足。
政治体制・内政
政体
イスラム共和制
元首
セイエド・アリー・ハメネイ師
議会
一院制(議長:ゴラムアリー・ハッダード・アーデル)任期4年。定数290名。
政府
- 大統領名 マフムード・アフマディネジャード(2005年8月就任)
- 外相名 マヌーチェフル・モッタキ(2005年8月就任)
外交・国防
外交基本方針
全ての国家、国民との公正かつ相互的な関係構築。
最近の動き
ハタミ政権後、近隣諸国及び欧州諸国との関係改善が進展。その一方で、核問題が表面化したことから、イランは、問題解決のため、EU3(英・仏・独)との交渉を開始。2005年8月に発足したアフマディネジャード政権は、イランの核開発は平和目的であるとし、交渉を通じた解決を主張しながらも、国際社会の要請を無視する形で核開発を推進。イランに対して不信感を強めた国際社会は2006年12月及び2007年3月に対イラン安保理制裁決議を採択。現在、イランは、安保理決議は受け入れないとしつつも、EU3に露・中・米を加えた6ヶ国と問題の外交的解決を模索している。
軍事力
- 国防予算 約66億ドル(2006年)
- 組織 最高指導者を最高司令官とする国防組織を有し、軍隊は、「正規軍」「革命ガード」及び「治安維持軍」から構成。前二者が国防、後者は国内の治安維持を担当。
- 兵力 約54万人
経済
主要産業
石油関連産業
GNP
1,885億ドル(2005年度暫定値、IMF)
一人当たりGNP
2,767ドル(2005年)
GDP成長率
5.4%(2005年度)
物価上昇率
11.9%(2006年12月時点、イラン中央銀行発表)
失業率
11.6%(2006年12月、イラン政府発表)
総貿易額
- 輸出:600億1,200万ドル(2005年度)
- 輸入:409億6,900万ドル(2005年度)
主要貿易品目
- 輸出:原油
- 輸入:機械、食料、鉄鋼、車両
主要貿易相手国(2005年度、IMF)
- 輸出:1)日本 2)中国 3)トルコ 4)韓国 5)伊
- 輸入:1)UAE 2)独 3)仏 4)伊 5)中国
為替レート
1$=約9,296リアル(2007年8月)
石油
- 確認埋蔵量:1,375億バーレル(シェア11.4%)(2006年末)(世界第2位)
- 生産量:434万B/D(シェア5.4%)(2006年)(世界第4位)
- 可採年数:86.7年(2006年末)
- 石油収入:488.2億ドル(2005年度)
ガス
- 確認埋蔵量:28兆立方メートル(シェア15.5%)(2006年末)(世界第2位)
- 生産量:1050億立方メートル/年(シェア3.7%)(2006年)(世界第4位)
- 可採年数:424年
経済概況
- イランは世界第2位の石油及び天然ガス埋蔵量を有する有数の産油国。民間資本は商業が中心であるが、農畜産業も盛んで食糧自給率は70%。
- 原油モノカルチャー経済からの脱却及び市場経済体制への移行を目的とした構造調整政策を推進しており、2005年4月より第4次五ヵ年計画(~2010年3月)を実施中。2002年5月、新外国投資法が成立。同年10月、同法施行法令が公布された。
- 米国は、1995年の大統領令で米企業によるイランとの取引を禁止し、1996年には、イラン向け石油・ガス開発投資を行った外国企業に対し制裁を課す対イラン・リビア制裁法(ILSA)を成立させ、対イラン経済制裁を実施。2001年8月、同法は2006年8月まで5年間延長された。その後、2006年9月30日、ILSAを継承する内容の「イラン自由支援法案(IFSA)」が成立。
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